ツルツルピカピカの
きれいなフローリングは
気持ちが良いけれど、、、

愛犬にとって滑る床が
どれだけ「危険」
ご存知でしょうか?


やんちゃだから
勢い余って滑ってるだけ・・・

まだまだ若いし
多少滑っても大丈夫・・・


な〜んて思っていると
いずれ大変なことに
なりますよ〜!


本日は、、、
愛犬にとって滑る危険な床を
今すぐ滑らない床にする対策から
本格的な対策まで・・・

大小5頭の多頭飼いの
私の体験も交えながら
しっかりとお伝えしていこうと
思います。


すべる床が引き起こす様々な危険

すべる床は愛犬にとって
デメリットしかないといっても
過言ではありません。


たとえば・・・

・動き出しや方向転換の際
 体制を崩してしまう
・ジャンプ後の着地を
 失敗してしまう
・パッと止まれず
 行き過ぎてしまう
・お座りなどの動作も安定しない

、、、などなど
これらの動作すべてに共通するのは
『床が滑るため踏ん張りが効かない』
ということなのです。



このように、、、
ワンちゃん達が無邪気に遊び
ときに転んだり滑ったりする姿は
一見、ほのぼのとした光景にも
見えなくもないですが、、、

実際には年齢や活発さに関係なく
『脱臼』や『骨折』などの怪我の
危険が常に潜んでいるのです。


また、普段から無理な体勢や
体に余計な負担がかかっていることで
すでに関節や筋、筋肉を痛めている
可能性もあります。


犬という生き物は痛みに対し
とても我慢強いため
病気や怪我には日頃から人間が
気を付けてあげなくてはなりません。

何か症状が出る前に、
できる対策をしておくと
良いでしょう。


とくに『パテラ(膝蓋骨脱臼)』の
疑いがある子すでに煩っている子は
滑る床は症状を悪化させるだけ!
今すぐにでも対策が必要です。

そして、筋力が衰えたシニア犬の
フローリング生活は
身体に大きな負担しか与えません。

本来であればまだまだ歩いたり
立ち上がれるのにもかかわらず
滑る床がそれらの動作を阻害し
老化に拍車をかけてしまいます。



犬にとって滑る床は
とても生活がしにくいことが
わかったところで

今度は具体的な対策を
お話ししていきましょう。

具体的な7つの対策

対策1 今すぐできること

爪切りとパットの毛を
しっかりカットしましょう。

たったこれだけで
踏ん張る力を少しだけ
UPすることができます。


足を触られること自体
苦手なワンちゃんもいますから
そういった場合は少しずつ
慣らしていきましょう。

普段から小まめなお手入れが
とても大切になります。


〈オススメ度〉MAX★5つ
 小型犬 ★★★★★
 中型犬 ★★★★★
 大型犬 ★★★★★

対策2 手軽に始めるなら・・・

一番手軽な対策は
カーペットコルクマット
直接フローリングの上に
敷いてしまうことです。

1枚モノよりも粗相された際などに
掃除しやすい正方形にカットされた
タイルカーペットやコルクマットを
敷き詰めましょう。


・爪に引っかからない毛足が短いもの
・裏面に滑り止めがついているもの
・しっかりした厚手のもの
・防水効果や抗菌作用のあるもの

選ぶにあたり以上のことを
心がけると良いでしょう。


カーペットやコルクマットならば
費用も安く済みますし、賃貸などでも
気軽に導入できるのでおすすめです。


ただし、敷く際に1つだけ
注意点があります。

一番重要なのは
できるだけ部屋全体に
敷き詰めることが大切です。

部屋の一部だけマットを敷いて
他は滑るフローリングのままですと
余計に転倒のリスクが高まります。

ワンちゃんが敷いた部分だけに
とどまってくれれば良いですが
そういうわけにはいきませんので
どこに移動しても滑らないように
することが大切です。


なお、活発な大型犬の場合は
カーペットやコルクマットでは
すぐに痛んでしまったり
マットごとズレる場合があるため
あまりおすすめできません。


〈オススメ度〉MAX★5つ
 小型犬 ★★★★
 中型犬 ★★★
 大型犬 ★

対策3 市販のアレも効果あり!

フローリングに比べると
カーペットやコルクなどは
どうしても臭い移りがありますから
できればそれらを敷きたくない方も
いるでしょう。

そして、見た目もできれば
フローリングのままが良い場合は
市販の滑り止めコーティング剤を
使用してみましょう。

市販のコーティング剤といえど
それなりに滑り止め効果があります。

実際に小型犬から大型犬までいる
我が家でも実証済みです。

▼使用した滑り止めコーティング剤はコレ▼
リンレイ 滑り止め 床用コーティング剤


市販のコーティング剤は
好きな時に好きな場所に塗れるので
それがメリットではありますが

滑り止め効果が
わりと短いのがデメリットです。

長期間使う場合は1〜2週間に
1度は塗る必要があるため
その都度、手間と費用がかかります。

しかし、急を要する時や
一時的な滑り止めには
なかなかおすすめの対策です。


〈オススメ度〉MAX★5つ
 小型犬 ★★★
 中型犬 ★★★
 大型犬 ★★★

対策4 足に優しい床材なら・・・

一度の対策で長い期間
滑らない床にするのが
理想的ではありますが、、、

ここからは少し費用がかかる
対策のご紹介となります。


とにかく愛犬の足に優しい床材を
お探しの方にはクッション性のある
クッションフロアがおすすめです。

東レ「ニュークリネスシート」
サンゲツ「ペット対応クッションフロア」
などのペット対応製品を
選びましょう。

フローリング柄やタイル柄など
色や種類も豊富のため家の雰囲気に
マッチしたクッションフロアを
選ぶことが可能です。


ペット対応のクッションフロアは
一般的のものに比べ厚手です。

滑りづらく、傷もつきにくく
消臭効果があるのが特徴です。


ちなみに店舗用の土足OKな
クッションフロアも厚みがあり
かなりしっかりした作りですが
わりと滑るのでおすすめしません。


施工費用は
フローリングの上に直接貼るか、
フローリングを剝がして貼るかにより
大きく異なります。

ご自身で設置する場合は
両面テープで留めることで
ズレを防ぐことができます。

なお、剝がす際に跡が残らない
両面テープを使えば賃貸でも
設置が可能な場合があります。


なお、ペット対応だとしても
長期間、使用する場合は
大型犬にはクッションフロアは
あまりおすすめできません。

傷がつきにくい製品でも
やはり柔らかい素材ですから
大型犬の爪には負けてしまう
可能性があります。


小型犬やシニア犬ならば
クッションフロアは
もっとも足に優しいため
とてもおすすめな床材といえます。


〈オススメ度〉MAX★5つ
 小型犬 ★★★★
 中型犬 ★★
 大型犬 ★

対策5 現在のフローリングを活かすなら!

今現在のフローリングを
そのまま活かしたいあなたには
フロアコーティングをおすすめします。


「愛犬の床」「優床」など
ペット用の防滑性能と耐久性が高い
UVコーティング施工
いうものがあります。

使用方法にもよりますが
10〜20年保証がついているものが多く
各社の自信がうかがえます。

フロアコーティング費用は
1畳1万円くらいと
考えておけば良いでしょう。

それプラス、家具の移動代や
床材の痛みがあれば補修代などが
追加されることになります。

施工日数は広さにもよりますが
20畳程度であれば
1日あれば終わるはずです。


ショールームを用意している
会社もあるので、実際に犬連れで
体験してみると良いでしょう。

私も実際にやんちゃな大小2匹を連れて
横浜ショールームの「愛犬の床」を
見に行きました。

次の対策6で詳しくご説明しますが
私自身の感想は「あ〜このくらいなのか」
という感じでした。


ちなみに、、、
残念なことに防滑性能の検証は
小型犬でしか行われておらず
大型犬の場合「滑らない」とは
お約束できないとのことでした。


で・す・が!
今現在のフローリングが
ツルツルでお困りならば
フロアコーティング施工は
小型犬〜大型犬まで
かなりの効果を期待できると思います。

また、、、
防滑効果が薄れてしまっても
再コーティングで元通りにできる
ところも強みかと思います。


「愛犬の床」の施工販売をしている
エコプロコート株式会社さんは
親身にお話しを聴いてくださったり
正直に効果を伝えてくださったりと
大変印象の良い会社でした。


〈オススメ度〉MAX★5つ
 小型犬 ★★★★
 中型犬 ★★★
 大型犬 ★★

対策6 専用の床材があるんです

新築する場合やリフォーム時に
おすすめなのはペット用の
フローリング材です。


ダイケン「ワンラブフロア」などは
防滑性が大変優れています。
強化層が何層も重なっているため
大型犬の爪でもほぼ傷はつきません。

我が家は新築する際、1階部分の床を
すべて「ワンラブフロア」にしました。

とにかく傷に強い!!!

でも、その分、
床がとてもカタいため
膝をついたり、寝転がったりは
ちょっとツラかったです。

約10年ほど使用しましたが
犬の爪痕はほぼありませんでした。

ワンコ達もほとんど滑ることなく
過ごしていました。


メーカーからは水拭きは最低限に・・・
と説明があったのですが
そういうわけにもいきませんから
ガンガン水拭きもしていました。

その結果なのか、、、
段々と滑りやすくなっていき
防滑効果に満足できていたのは
約8年間くらいだったと思います。



ここで対策5の
フロアコーティングの話しに
いったん戻りますが

なぜあのショールームで
「あ〜このくらいなのか」
と感じたかというと、、、


実は、、、
10年経過の劣化したワンラブフロアと
施工したてのフロアコーティングの
体感があまり変わらなかったからです。


といっても、
決してフロアコーティングを
批判しているわけではありません!
どうか誤解のないように・・・

防滑性が低いフローリングならば
フロアーコーティング施工は
劇的な効果が得られると思うので
ぜひ体感してほしいです。

今現在のフローリングを
そのまま活かしたい場合は
やっぱりフロアコーティングを
おすすめすると思います。


しかしながら、、、
すでに防滑性に優れた床材を
使用していた我が家としては
それ以上の防滑性を求めていたため
残念ながら却下となったわけです。



ペット用のフローリング材は
一般のフローリング材よりも
費用がかかります。

ちょっと乱暴な使い方で
約8年間は満足できていました。

これを長く感じるか
短く感じるかは
あなたにお任せします。


なお「ワンラブフロア」も
小型犬で検証しており
それ以上のサイズのワンコの
防滑性については未検証のようです。

ですが大型犬でも
全く問題ありませんでした。


〈オススメ度〉MAX★5つ
 小型犬 ★★★★
 中型犬 ★★★★
 大型犬 ★★★★

対策7 最後に行き着いた超おすすめの床材はコレだ!!!

たぶん、、、
我が家の10年経過の劣化した
ペット用フローリングでも
一般のフローリングに比べれば
まだまだ滑りにくいはずなのですが

それでもある日、、、
一番小さくおとなしい子が
滑って怪我をしてしまいました。

12才になる2kgのシニア犬です。
少々足腰も弱くなったこともあり
ふとした拍子に足をすべらせた結果
スコーンと転倒し脱臼して
しまったのです。


それからというもの
いくつものショールームに通い
いくつもの床材を見て回り
たどりついたのが、、、

サンゲツの「ノンスキッド」
という防滑性ビニルシート材でした。
防滑に特化した床材です。

サンプルの一部(ノンスキッド)


また、東レの「NSシート」
同じく防滑に特化した床材となります。

サンプルの一部(NSシート)


しかしこの床材、、、
室内用ではありませんし
ましてやペット用でもありません。

いわゆるマンションの
廊下や階段などの共用部や
ベランダなどで使用される
屋外用の床材なんです。

表面の細かい凹凸が
滑り止め効果を発揮する
優れものです。


数年前からジワジワと
犬飼いに人気が出始めている床材で
特に大型犬を扱うブリーダーなどで
よく使われているそうです。

また、病院などでは滑り防止のため
室内でも使用されているそうです。
 
取り扱う柄も以前に比べ増えたようで
いかにも屋外用という感じもしないため
室内で使用しても違和感はありません。
 

効果はというと
さすが屋外用なので
耐水、耐久性はバツグン!
凹凸があるのに汚れが取りやすく
掃除もラクラク。
 
そして何より、、、
滑らなくなりました!


以前はパッと止まれず
その先まで移動してしまったり
急な動きに足がスルッと滑ったり

お座りの際は、常に前足とお尻が
グッと力んでいたり

起ち上がる際には四脚全部に
かなりの力を入れないと
立ち上がりづらかったのですが

細かい凹凸がしっかり
パットを捉えてくれるため
そういった様子が今は
すっかりなくなりました。


もちろん施工したては
どの対策でも防滑性が良いのは
当然なのですが、、、

この床材に関しては
表面にガッツリ刻まれた凹凸が
滑りを防止してくれているので
長期間、防滑性を期待できます。


もし「滑らない良い床材知ってる?」
って誰かに聞かれたら、、、
私はこの床材を一番に
おすすめすると思います。



でも、1つ問題が、、、
工務店などに施工を依頼する場合は
一般のクロス屋さんには
お断りされる可能性があります。

厚さが2.5mmあり
寒い時期はシート自体が固くなるため
施工が難しいそうなので
取り扱うことができる職人さんを
手配してもらう必要があります。

さらに、施工の際に使用する
専用の接着剤は刺激臭が強いため
ペットにも安全な接着剤に
変更することをおすすめします。


価格はフローリングの上に
直接貼り付けた場合ですが
材料費、施工料、家具移動、
コーキング、溶接棒込みで
1畳辺り15,000円ほどでした。

施工日数は我が家の場合は
4人ほど入ってくれたため
1階全てを敷き詰めましたが
丸1日で終わりました。

通常であれば2〜3日かと
思われます。


もしも!できるだけ安く・・・
ということであれば、
ネットで切り売りしていますので
ご自身で必要な長さを購入し
両面テープで固定するだけでも
かなりの効果を得られると思います。

ただ、かな〜り重量があるので
大人2人くらいいた方が
敷きやすいですよ。


とにかく、防滑性ビニルシート材は
犬飼いにとって、特に大型犬飼いにとっては
まさにパーフェクトな床材
いってもいいでしょう!


ちなみに、、、
上記の画像を見ていただくと
わかると思うのですが
柄によって凹凸の模様が
かなり異なるので

まずはサンプルを取り寄せ
実際に見て触ってから
お好みのタイプを
選ばれれば良いと思います。


このように
防滑性がとても優れた床材であれば
幼犬でもシニア犬でも
小型犬から大型犬まで
安心して生活ができますね


〈オススメ度〉MAX★5つ
 小型犬 ★★★★★
 中型犬 ★★★★★
 大型犬 ★★★★★
 

まとめ

犬を飼うようになってから
16年ほどになりますが、、、
その間、色々な床材を試して
今に至ります。
 
段々とシニアになっていく愛犬たちに
少しでも快適に、そして安全に
暮らしてもらえるよう行き着いたのが
ノンスキッドという床材でした。
 

この情報が少しでも
床の滑りでお困りのあなたに
お役に立てればと思います。
 

あ、そうそう、、、
ビックリするような出来事を
最後に1つお話ししたいと思います。
 
現在の一番のシニア犬は16才。
人間に換算すると83才くらい、、、
すっかりお婆ちゃん犬なのですが
 
以前の床では踏ん張りが効かず
歩くことがだいぶ困難な状態でした。
 
しかしながら、
現在の床材にリフォームしてからは
驚くほどしっかりと歩けるようなり
時には嬉しそうに小走りまで
するようになったのです。
 
滑らない床にして本当に良かった・・・
と心から思った一番の出来事です。
 


大変長い文章となりましたが
最後までお読みいただき
ありがとうございました。